12月20日
第16回工事安全施工研究発表会

 国土交通省渡良瀬川河川事務所が設置している渡良瀬川工事安全協議会は18日、足利市民プラザにおいて「第16回工事安全施工研究発表会」を開催した。 管内の工事現場で取り組まれている安全対策についての情報を交換し、現場担当者の知識向上を図る目的で開かれたもので、施工業者や関係機関などから約60人が参加して、建設労働災害の根絶を誓い合った。
 開会後、堤盛良会長(渡良瀬川河川事務所長)は「このような場で発表することには▽現場の安全管理について見直すいい機会となる▽他社の取り組みを知り、情報を共有できる▽総合評価方式の加点になる―などのメリットがある。しかし、目的はあくまで無事故での工事完成なので、各社の発表を今後の安全対策の参考としていただきたい」とあいさつを行った。
 審査委員の紹介が行われた後、16議題の応募の中から厳選された7議題の発表者が、それぞれの工事概要や現場の状況を説明した上で、落石に対する安全確保や墜落・転落の防止、架空線対策、盗難防止、効果的な熱中症対策などを発表。 まとめとして、作業の進ちょくに合わせた安全管理や地域との円滑なコミュニケーション、作業員の自覚に基づく責任ある行動の重要性を強調した。
 発表終了後、審査委員を代表して足利労働基準監督所の沼澤敏弘所長が「各社とも安全施工への創意工夫や努力がみられ、大変心強く感じた。 河川工事や砂防工事は自然条件に大きく影響されるので、リスクアセスメントを実施して作業の本質安全化を図るとともに、教育や訓練による安全意識の継承を心掛けてほしい」と講評を行い、今後の無事故での作業継続を訴えた。

【奨励賞】
▽古澤真(片柳建設)=H26秋山川右岸護岸工事における安全対策について


※ 上記の記事は、平成26年12月20日発行の日刊建設新聞に掲載されたものです。